徒然草(U)

2001.3.1

前回、徒然草を書いて、2年半になっちゃいました。

その間に、世紀も変わり、おかげさまで広島SM倶楽部も、

より大勢の人にご訪問いただけるようになりました。

わたし個人としても、色々なできごとがあり、

2年半という月日の重さをかみしめております。

SMの道に入って、先日でちょうど25年になりました。

その間に多くの女性と語り、SMをおこない、

肌も合わせて参りましたが、本当に奴隷と呼べる人は3名でした。

今、4人目の愛する奴隷がおります。

一人の立派な自立した女性を、奴隷と呼ぶのは傲慢でしょうか?

わたしにとって、恋人、愛する人、いい女・・・

そんな言葉を超越した最高の女性という意味合いを持ちます。

宝物。わたしにとって奴隷という言葉はそれと同じ意味ですね。

普通に会って、お話しして、キスをして、SEXをして・・・

それでお互いの愛する気持ちは充分確認は出来るかも知れません。

信頼感も感じられるかも知れません。

そう考えると、わたしは、本質的に不器用なのかなあと思います。

余計な飾りをそぎ落とした、剥き出しの感性、男として、女としての本質・

そういうものの触れあい、ぶつけ合い・・お互いが溶け合った充実感

純粋(ピュアー)な部分をはっきりと感じたい欲望が強いように思います。

そのかわり、自分も、奴隷の前では本当の自分をさらけ出す。

変に飾ったりはしないようにしたいと思ってます。

それが、わたしにさらけ出したくないところまでさらけ出している、

愛する奴隷への、S男なりの不器用な愛情表現かも知れませんね。

(広S300万アクセスを目前にした早春の日に)